チェックユアハート（2007年生、母アイチェックユー）

チェックユアハート（2007年5月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「あなたの気持ちを確認します。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤコジーン（当時11歳）と交配したアイチェックユーが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）グランド牧場。戦績は、中央平地14戦0勝、地方6戦0勝。

経歴

デビュー前

ユニオンオーナーズクラブにて総額1,050万円（5.25万×200口）で一口馬主が募集された。

伊藤圭三厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

10月11日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。18頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

11月14日、中2週で迎えた3戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1600m 小雨/重）に出走。15頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

12月13日、中3週で迎えた4戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/稍重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

3歳（2010年）

1月5日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は内田博幸騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

1月23日、中2週で迎えた6戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

4月17日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/不良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい15着に敗れた。

5月2日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた8戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。端をきる形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい10着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、4着に入った。

7月18日、中8週で迎えた10戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

8月1日、中1週で迎えた11戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き8着に終わった。

8月21日、中2週で迎えた12戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（3戦0勝）。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

9月4日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は丸山元気騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

9月11日、連闘で迎えた14戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は吉田隼人騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

10月25日、中5週で迎えた15戦目は、A.ムンロ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦のサルビアカップ（川崎ダート2000m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

11月17日、中2週で迎えた16戦目は、牝馬限定3歳S1のロジータ記念（川崎ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続でA.ムンロ騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

12月17日、中3週で迎えた17戦目は、サンタクロース特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続でA.ムンロ騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

4歳（2011年）

7月7日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、777（ラッキーセブン）賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり7着に敗れた。

7月26日、中2週で迎えた19戦目は、一般C1四（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、極端なスローペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい11着に敗れた。

8月17日、中2週で迎えた20戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、一般C1三四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。