ナビゲーション（1993年生、母マイクラッシック）

ナビゲーション（1993年3月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のギャロップダイナ（当時13歳）と交配したマイクラッシックが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は越田牧場。戦績は、中央平地6戦1勝2着2回、地方3戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は1996年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

石毛善衛厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1996年）

5月18日、デビュー戦は岩戸孝樹騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（東京ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は502kg。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩戸孝樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったリワードコパンに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

6月15日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩戸孝樹騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、抜け出したファンハウスを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

7月4日、中2週で迎えた4戦目は、3歳戦の湯沢特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で岩戸孝樹騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったリトルダイリンから1馬身半差の2着に敗北した。

7月21日、中1週で迎えた5戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立ち、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサファリアーチストに約10馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

8月4日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

9月7日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中舘英二騎手（2戦1勝）。15頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に敗れた。

4歳（1997年）

8月3日、約11か月の休養明けで迎えた8戦目は、小田部雪騎手を鞍上に迎えて、一般B（中津ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月5日、中8週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた9戦目は、一般B（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小田部雪騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。