シルクトリビュート（1999年生、母ゲイロレンヌ）

シルクトリビュート（1999年6月15日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のビワハヤヒデ（当時9歳）と交配したゲイロレンヌが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は早田牧場新冠支場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方15戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2002年の一般C3。

経歴

デビュー前

シルクホースクラブにて総額500万円（1万×500口）で一口馬主が募集された。

松永善晴厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2002年）

3月3日、デビュー戦は古川吉洋騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。15頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり14着に終わった。

3月16日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、宇田登志夫騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

3月30日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は古川吉洋騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では脚が残っておらず15着に終わった。

4月20日、中2週で迎えた4戦目は、牧田和弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では脚を伸ばせず18着に終わった。

6月11日、中6週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた5戦目は、尾崎章生騎手を鞍上に迎えて、一般C10（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた6戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、一般C11（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月1日、連闘で迎えた7戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったパワーベルから4馬身差の2着に敗北した。

7月17日、中1週で迎えた8戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた9戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で戸部尚実騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月21日、中2週で迎えた10戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は尾崎章生騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月18日、中3週で迎えた11戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月2日、中1週で迎えた12戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のイチバンドリをクビ差制して待望の初勝利を挙げた。

10月15日、中1週で迎えた13戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

10月24日、連闘で迎えた14戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で戸部尚実騎手（7戦1勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月1日、連闘で迎えた15戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で戸部尚実騎手（8戦1勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のセンゲンシルバーをクビ差制して雨中の激戦を制した。

11月20日、中2週で迎えた16戦目は、一般B14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で戸部尚実騎手（9戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた17戦目は、一般B14（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で戸部尚実騎手（10戦2勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月27日、中2週で迎えた18戦目は、一般B15（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は尾崎章生騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

4歳（2003年）

1月3日、連闘で迎えた19戦目は、お年玉特別（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（11戦2勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。