シェリルファミーユ（2022年生、母アンジュエ）

Cherir Famille

2022.03.30

シェリルファミーユ（2022年3月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「大切な家族(仏)」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のリアルスティール（当時10歳）と交配したアンジュエが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は土居牧場。主な勝ち鞍は2025年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

橋口慎介厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2025年）

4月27日、デビュー戦は坂井瑠星騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。15頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始10番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

6月14日、中6週で迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮し、3着に入った。

6月22日、連闘で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のナリタヒカリをハナ差振り切って未勝利戦を制した。

11月16日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のタマモジャスミンに1馬身1/4の差をつけて休養明けの一戦をモノにした。