ニシノバルバロイ（1996年生、母リフカ）

経歴

デビュー前

3歳（1999年）

2月14日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を奪い、かなり遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

3月27日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では弾けるように疾駆したが、ハタノアドニスに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

4月17日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で後藤浩輝騎手（2戦0勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では生得の持続力で渋太く粘り続けて、最後は2着のビューティスピードに3馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

5月9日、中2週で迎えた4戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

5月30日、中2週で迎えた5戦目は、4歳500万下のガーベラ賞（東京芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は後藤浩輝騎手（3戦1勝）。17頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

6月19日、中2週で迎えた6戦目は、4歳500万下のクレマチス賞（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（4戦1勝）。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

7月18日、中3週で迎えた7戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 小雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では卓抜な伸び脚で猛進したが、フリーウエイハートに半馬身交わされて2着となった。

8月7日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下の湯之谷特別（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のフェミニンタッチに2馬身半の差をつけて制した。

9月12日、中4週で迎えた9戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の茨城新聞杯（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が上がってしまい15着に敗れた。

10月2日、中2週で迎えた10戦目は、水野貴広騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の五色沼特別（福島芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり16着に終わった。

12月26日、約3か月の間隔を開けて迎えた11戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下のハッピーエンドカップ（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪い、忙しいペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて16着に敗れた。

4歳（2000年）

1月22日、中3週で迎えた12戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の初春賞（中山ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず14着に終わった。

8月6日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた13戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。

8月19日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は郷原洋司騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではシャープな伸びを見せたが、勝ったキタノミライにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

9月3日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず6着に敗れた。

9月16日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下の葛飾特別（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で郷原洋司騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、チアズシャウトに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

10月1日、中1週で迎えた17戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の伏拝特別（福島ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

10月21日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中剛騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のメジロバンクスに2馬身半の差をつけて優勝

12月3日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、4歳以上900万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中剛騎手（2戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は失速してしまい16着に敗れた。

12月24日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上900万下のハッピーエンドカップ（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中剛騎手（3戦1勝）。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。

5歳（2001年）

2月11日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた21戦目は、4歳以上900万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中剛騎手（4戦1勝）。15頭立ての9番人気で大外15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて13着に終わった。

2月18日、連闘で迎えた22戦目は、4歳以上900万下の青梅特別（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田中剛騎手（5戦1勝）。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って15着に終わった。

11月18日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、3歳以上1000万下（東京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で田中剛騎手（6戦1勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい15着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上1000万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で田中剛騎手（7戦1勝）。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦し、5着に入り込んだ。

12月9日、連闘で迎えた25戦目は、3歳以上1000万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で田中剛騎手（8戦1勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

6歳（2002年）

1月6日、中3週で迎えた26戦目は、4歳以上1000万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で田中剛騎手（9戦1勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。