プラントテン（1993年生、母アイディンダンサー）

プラントテン（1993年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のフオテイテン（当時9歳）と交配したアイディンダンサーが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）小泉牧場。戦績は、中央平地14戦2勝、地方19戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1996年の4歳500万下。

経歴

デビュー前

吉永猛厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1995年）

7月16日、デビュー戦は岸滋彦騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打ち、極端なハイペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に沈んだ。

7月23日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉芝1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で岸滋彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

9月30日、中9週で迎えた3戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

10月22日、中2週で迎えた4戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて最後はトウショウフックと並んで7着同着となった。

11月12日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のサンライズスペックに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（1996年）

2月18日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた6戦目は、金折知則騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（京都ダート1400m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

3月9日、中2週で迎えた7戦目は、4歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（2戦1勝）。15頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では豪脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のラガールオーに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

3月31日、中2週で迎えた8戦目は、3歳G3のクリスタルカップ（中山芝1200m 外回り晴/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は小野次郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

4月21日、中2週で迎えた9戦目は、3歳オープンのマーガレットステークス（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（3戦2勝）。15頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

9月22日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、4歳以上900万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（4戦2勝）。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

10月13日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（5戦2勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、3着に入った。

11月3日、中2週で迎えた12戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の天王山特別（京都ダート1400m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で熊沢重文騎手（6戦2勝）。15頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

12月1日、中3週で迎えた13戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の’96ゴールデンサドルトロフィー（阪神芝1600m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

4歳（1997年）

5月4日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から22kg減らして迎えた14戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

8月2日、約3か月の休み明けで迎えた15戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、A2（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったシントイチバンから4馬身差の2着に敗北した。

8月16日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた16戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、火の国賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマドロスに4馬身の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

8月31日、中1週で迎えた17戦目は、田中隆仁騎手を鞍上に迎えて、短距離特別（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月21日、中2週で迎えた18戦目は、A1（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中隆仁騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月26日、中4週で迎えた19戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中隆仁騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月16日、中2週で迎えた20戦目は、火の国賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中隆仁騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月6日、中2週で迎えた21戦目は、サラブレッド大賞典トライアル（荒尾ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中隆仁騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5歳（1998年）

1月17日、中5週で迎えた22戦目は、吉田隆三騎手を鞍上に迎えて、火の国賞（荒尾ダート2000m 曇/稍重）に出走。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。

5月5日、約3か月半の休養明けで迎えた23戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は田中隆仁騎手（5戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月23日、中2週で迎えた24戦目は、中岳特設（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は西村栄喜騎手（1戦1勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた25戦目は、中島裕明騎手を鞍上に迎えて、大阿蘇賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた26戦目は、火の国賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中島裕明騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月12日、中2週で迎えた27戦目は、高岳特設（荒尾ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で中島裕明騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた28戦目は、中岳特設（荒尾ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で中島裕明騎手（3戦0勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月15日、中2週で迎えた29戦目は、RKKカップ（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で中島裕明騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月5日、中2週で迎えた30戦目は、火の国賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で中島裕明騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に終わった。

6歳（1999年）

3月29日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた31戦目は、根子岳特設（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で中島裕明騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月11日、中1週で迎えた32戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で中島裕明騎手（7戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月2日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた33戦目は、火の国賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で中島裕明騎手（8戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。