ジスターキ（2013年生、母シーズライクリオ）

ジスターキ（2013年1月20日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「優雅で華麗な衣装を纏うダンサー（サンバ用語）より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のステイゴールド（当時19歳）と交配したシーズライクリオが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地6戦0勝、地方17戦2勝。主な勝ち鞍は2016年の2016ファイナルレース(一般C3 12)。

経歴

デビュー前

シルクホースクラブにて総額1,800万円（3.6万×500口）で一口馬主が募集された。

田村康仁厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

9月20日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は456kg。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

10月31日、中5週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

3歳（2016年）

4月16日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。敢然と端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい16着に敗れた。

5月8日、中2週で迎えた4戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では脚が上がってしまい14着に終わった。

5月14日、連闘で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。

6月25日、中5週で迎えた6戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝1800m 小雨/稍重）に出走。15頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後はタレてしまい15着に終わった。

7月24日、中3週で迎えた7戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のるーらるで乾杯特別（高知ダート800m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

8月13日、中2週で迎えた8戦目は、林謙佑騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は中西達也騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のソードに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月11日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3ロ（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で中西達也騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

10月29日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、めっそ特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で中西達也騎手（4戦1勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

11月5日、連闘で迎えた13戦目は、浅葱糸威胴丸特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で中西達也騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

11月12日、連闘で迎えた14戦目は、はちきんスイカ特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で中西達也騎手（6戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に敗れた。

11月22日、中0週で迎えた15戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で中西達也騎手（7戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に敗れた。

12月11日、中2週で迎えた16戦目は、門脇真弓結婚特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で中西達也騎手（8戦1勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。

12月25日、中1週で迎えた17戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で中西達也騎手（9戦1勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

12月31日、連闘で迎えた18戦目は、2016ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で中西達也騎手（10戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のオールラウンドに3馬身の差をつけて優勝

4歳（2017年）

1月9日、連闘で迎えた19戦目は、一般C3-7（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で中西達也騎手（11戦2勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

1月18日、連闘で迎えた20戦目は、一般C3-5（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で中西達也騎手（12戦2勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

1月24日、連闘で迎えた21戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で中西達也騎手（13戦2勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた22戦目は、妹尾浩一朗騎手を鞍上に迎えて、一般C3-6（高知ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた23戦目は、下村瑠衣騎手を鞍上に迎えて、一般C3-7（高知ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。