レイヤー（2022年生、母デビュタント）

レイヤー（2022年5月15日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「製図や作画制作において、画像をセル画のように何枚も積み重ねる技法」。毛色は鹿毛。種牡馬のレイデオロ（当時8歳）と交配したデビュタントが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は株式会社ノースヒルズ。主な勝ち鞍は2025年の3歳。

経歴

デビュー前

佐々木晶三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

10月27日、デビュー戦は西村淳也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に敗れた。

11月17日、中2週で迎えた2戦目は、吉村誠之助騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に敗れた。

12月12日、中3週で迎えた3戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、2歳（園田ダート1230m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、4着に終わった。

3歳（2025年）

1月2日、中2週で迎えた4戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のブラックチョコを3/4馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

1月15日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、永井孝典騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の多紀連山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

2月6日、中2週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた6戦目は、3歳B（姫路ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（1戦1勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったシャナオウに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

2月19日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた7戦目は、3歳B（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は永井孝典騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のピコブルーを3/4馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

3月13日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦の三熊山特別（園田ダート1870m 曇/稍重）に出走。鞍上は小牧太騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、抜け出したメイショウマクジキにクビ差届かず2着となった。

4月1日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の神鍋山特別（園田ダート1870m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、勝ったサイモンシュバリエに詰め切れず、約11馬身差の2着に敗北した。

4月22日、中2週で迎えた10戦目は、3歳A二（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたタンバブショウ決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

5月8日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の西日本クラシック（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小牧太騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では強靭な末脚を披露し、3着に入った。

5月28日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦のアヤノミドリメモリアル（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小牧太騎手（6戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

7月4日、中4週で迎えた13戦目は、3歳戦の女と男☆来場記念（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小牧太騎手（7戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた14戦目は、馬トク報知杯（園田ダート1400m 曇/重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は7戦連続で小牧太騎手（8戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

8月3日、中1週で迎えた15戦目は、山崎雅由騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の黒潮菊花賞（高知ダート1900m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

8月29日、中3週で迎えた16戦目は、3歳以上C1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は永井孝典騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。