プライムトゥーレ（2020年生、母アルティマチャーム）

プライムトゥーレ（2020年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「最高の+ヨーロッパ古典文学における伝説の島。母系一族の最高へ」。毛色は鹿毛。種牡馬のノヴェリスト（当時11歳）と交配したアルティマチャームが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2023年の一般C21。

経歴

デビュー前

2歳のとき、社台ファームから「千葉サラブレッドセールサラブレッド2歳」に上場され、サイプレスホールディングスによって1,199万円で落札された。

小崎憲厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

7月23日、デビュー戦は菱田裕二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。馬体重は476kg。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

9月4日、中5週で迎えた2戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1500m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では全く伸びず13着に終わった。

3歳（2023年）

4月9日、約7か月の休み明けで迎えた3戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/稍重）に出走。18頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた4戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての13番人気で16番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた5戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1400m 曇/良）に出走。18頭立ての17番人気で14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では末脚を伸ばせず18着に終わった。

7月9日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 小雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立ち、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり14着に終わった。

8月3日、中3週で迎えた7戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

8月31日、中3週で迎えた8戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮戦したが、ニシノスイセイに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

9月13日、中1週で迎えた9戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

10月10日、中3週で迎えた10戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺竜也騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、伸びてきたレッドルヴァンシュ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

10月23日、中1週で馬体重を前走から19kg減らして迎えた11戦目は、一般C21（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺竜也騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では僅かずつ前との差を詰めて、最後は2着のウィービースティをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

11月9日、中1週で迎えた12戦目は、ビブリオテーク特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は今井貴大騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

12月7日、中3週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた13戦目は、C12・C15組C12C15（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。