ラインセンプウ（1995年生、母ハネダライン）

ラインセンプウ（1995年3月5日）は、日本の競走馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のトライバルセンプー（当時18歳）と交配したハネダラインが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は田中元寿。戦績は、地方40戦8勝2着7回。主な勝ち鞍は2000年の曽々木賞(アラ系一般C2以下)。

経歴

デビュー前

蝦名弘厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（1997年）

8月11日、デビュー戦は森橋日出雄騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（金沢ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のフジヨシホーマに半馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月24日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（金沢ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森橋日出雄騎手（1戦1勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月7日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のアラブ若駒賞（金沢ダート900m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で森橋日出雄騎手（2戦1勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月21日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で森橋日出雄騎手（3戦1勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月19日、中3週で馬体重を前走から15kg戻して迎えた5戦目は、池田敦騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月17日、中3週で迎えた6戦目は、長嶋和彦騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったスーパーセフトから1馬身差の2着に敗北した。

11月29日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は池田敦騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月8日、連闘で迎えた8戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敦騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた9戦目は、2歳戦のアラブ3歳優駿（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で池田敦騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3歳（1998年）

1月4日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系4歳（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で池田敦騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったグランドセンプウからハナ差の2着となった。

4月6日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、赤司安史騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤司安史騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、後続との差を2馬身以上保って、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。

11月2日、約6か月半の休養明けで迎えた13戦目は、端勝成騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C3（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタイガーハヤブサと並んで1着同着となった。

11月17日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系一般C3（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で端勝成騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るヨウメイフジヒメを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月29日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で端勝成騎手（2戦2勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のトキノヒットをアタマ差振り切って4勝目を手に入れた。

12月13日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で端勝成騎手（3戦3勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

12月29日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で端勝成騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

4歳（1999年）

4月5日、約3か月の休養明けで迎えた18戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で端勝成騎手（5戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ウエストボーイに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

4月18日、中1週で迎えた19戦目は、トパーズ特別（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で端勝成騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスキンケアーに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

5月2日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で端勝成騎手（7戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は一杯になって6着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた21戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で端勝成騎手（8戦4勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

5歳（2000年）

4月3日、約10か月半の休み明けで迎えた22戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた23戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ハヤブサスパートにクビ差交わされて2着に甘んじた。

4月30日、中1週で迎えた24戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は端勝成騎手（9戦4勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、後続を2馬身以上離して、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ミスタークニマツにクビ差交わされて2着に惜敗した。

5月15日、中1週で迎えた25戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は沖静男騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

5月30日、中1週で迎えた26戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた27戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で沖静男騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打ち、リードを2馬身以上確保して、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ミズホリースに3/4馬身交わされて2着となった。

6月25日、中1週で迎えた28戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で沖静男騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた29戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で沖静男騎手（6戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミズホリースに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月23日、中1週で迎えた30戦目は、トパーズ特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で沖静男騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では最後まで息が続かず5着に敗れた。

8月8日、中1週で迎えた31戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で沖静男騎手（8戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、後続を5馬身以上離して、でレースを引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、コモレビに3/4馬身交わされて2着となった。

8月20日、中1週で迎えた32戦目は、曽々木賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で沖静男騎手（9戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のスターアリオンを3/4馬身振り切って勝利をモノにする

9月17日、中3週で迎えた33戦目は、トパーズ特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で沖静男騎手（10戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり7着に敗れた。

10月2日、中1週で迎えた34戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で沖静男騎手（11戦2勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた35戦目は、トパーズ特別（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で沖静男騎手（12戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

10月30日、中1週で迎えた36戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で沖静男騎手（13戦2勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は減速してしまい5着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた37戦目は、トパーズ特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で沖静男騎手（14戦2勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のタイヨーモニカに2馬身の差をつけて8勝目を奪取した。

11月28日、中1週で迎えた38戦目は、トパーズ特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は14戦連続で沖静男騎手（15戦3勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

12月12日、中1週で迎えた39戦目は、もみじ賞（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は15戦連続で沖静男騎手（16戦3勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はバテてしまい11着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた40戦目は、トパーズ特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は16戦連続で沖静男騎手（17戦3勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は失速してしまい7着に敗れた。