ハクサンキング（2010年生、母タイキエンジェル）

ハクサンキング（2010年3月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋王」。毛色は鹿毛。種牡馬のファルブラヴ（当時12歳）と交配したタイキエンジェルが17歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）アイオイファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方16戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2013年の3歳B2。

経歴

デビュー前

石毛善彦厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

12月9日、デビュー戦は木幡初広騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は468kg。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に敗れた。

3歳（2013年）

2月3日、中7週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では全く伸びず16着に終わった。

3月16日、中5週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた3戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に終わった。

4月16日、中3週で迎えた4戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったヒカルオジョーに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

5月14日、中3週で迎えた5戦目は、3歳B2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

5月28日、中1週で迎えた6戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、抜け出したハピネスサウンドを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

6月11日、中1週で迎えた7戦目は、3歳B2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田知弘久騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るヒカルケンシを途轍もない末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月30日、中2週で迎えた8戦目は、3歳B1（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田知弘久騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

7月9日、連闘で迎えた9戦目は、3歳B1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田知弘久騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はマイネルワーシップと並んで2着同着となった。

7月16日、連闘で迎えた10戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、3歳B7（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた11戦目は、3歳B1（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は田知弘久騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた12戦目は、3歳B1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた13戦目は、3歳A2（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は田知弘久騎手（5戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた14戦目は、3歳A3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田知弘久騎手（6戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず8着に敗れた。

10月29日、中6週で迎えた15戦目は、一般C3-7（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で田知弘久騎手（7戦1勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3-5（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田知弘久騎手（8戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に敗れた。

11月26日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3-6（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で田知弘久騎手（9戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったマインユアーズに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

12月10日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3六（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で田知弘久騎手（10戦1勝）。10頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

12月24日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3四（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で田知弘久騎手（11戦1勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。