バステトビコー（2000年生、母サムロマンス）

バステトビコー（2000年6月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「エジプトファラオの象徴、猫の容姿をもつ女神＋冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のエリシオ（当時7歳）と交配したサムロマンスが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）カタオカステーブル。戦績は、地方21戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年の一般C3五六。

経歴

デビュー前

山崎尋美厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（2003年）

12月3日、デビュー戦は山崎誠士騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は494kg。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったニシノサミットに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

4歳（2004年）

3月26日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた2戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、4歳（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月26日、中3週で迎えた3戦目は、一般C3八九（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のダイタクフラワーに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月14日、中2週で迎えた4戦目は、一般C3四五（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

6月9日、中3週で迎えた5戦目は、一般C3三四（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に敗れた。

7月2日、中2週で迎えた6戦目は、野崎武司騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。

7月19日、中1週で迎えた7戦目は、一般C3五六（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

8月10日、中2週で迎えた8戦目は、一般C3八九（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、非常に遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマジカルアローに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月3日、中2週で迎えた9戦目は、一般C3四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤博紀騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

10月6日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた10戦目は、一般C3三四（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤博紀騎手（4戦1勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

5歳（2005年）

1月25日、約3か月半の休養明けで迎えた11戦目は、山野勝也騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3五六（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は野崎武司騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のカリブダンスダンスをハナ差振り切って3勝目を手にした。

2月25日、中2週で迎えた13戦目は、一般C3二三（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（4戦1勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

3月29日、中4週で迎えた14戦目は、一般C3三四（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（5戦1勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

4月19日、中2週で迎えた15戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

4月28日、連闘で迎えた16戦目は、一般C3九十11（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

5月20日、中2週で迎えた17戦目は、一般C3七八（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で金子正彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

6月12日、中2週で迎えた18戦目は、一般C3六七（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で金子正彦騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

7月4日、中2週で迎えた19戦目は、一般C3十11（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で金子正彦騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に敗れた。

7月27日、中2週で迎えた20戦目は、一般C3七八（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で金子正彦騎手（5戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

8月17日、中2週で迎えた21戦目は、一般C3十11（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で金子正彦騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。