シャコーシンガー（2000年生、母サクラメグミ）

シャコーシンガー（2000年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋歌手」。毛色は鹿毛。種牡馬のオジジアン（当時17歳）と交配したサクラメグミが15歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）谷田牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方2戦2勝。主な勝ち鞍は2004年のダリア特別(一般C3 C4)。

経歴

デビュー前

戸田博文厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

1月11日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は510kg。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く15着に終わった。

1月26日、中1週で迎えた2戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての12番人気で大外15番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、4着を確保した。

2月22日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、4着に入った。

3月9日、中1週で迎えた4戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入った。

8月2日、約5か月の休養明けで迎えた5戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず13着に敗れた。

4歳（2004年）

8月13日、約12か月半の休養明けで迎えた6戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、稲妻特別（高崎ダート900m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のミカワボタンに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月28日、中1週で迎えた7戦目は、ダリア特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラマイヒメに2馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。