ハートオブエナジー（1992年生、母クリウェーブ）

ハートオブエナジー（1992年3月30日）は、日本の競走馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーパスノーセール（当時10歳）と交配したクリウェーブが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道登別市、生産者はユートピア牧場。戦績は、中央平地12戦0勝、地方16戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1996年の一般C2イ。

経歴

デビュー前

飯塚好次厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1995年）

3月25日、デビュー戦は水野貴広騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山ダート1200m 小雨/稍重）に出走。馬体重は478kg。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では超凡な末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

4月8日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴広騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

9月24日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴広騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

10月7日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で水野貴広騎手（3戦0勝）。15頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた5戦目は、高山太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。18頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高山太郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、5着を確保した。

11月19日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で高山太郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた8戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

12月10日、連闘で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露し、3着に入り込んだ。

12月17日、連闘で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆徳騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

4歳（1996年）

1月28日、中5週で迎えた11戦目は、本間忍騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で本間忍騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、4着に終わった。

7月28日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた13戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、一般C2ロ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月10日、中1週で迎えた14戦目は、野木英文騎手を鞍上に迎えて、一般C2ロ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月29日、中2週で迎えた15戦目は、藤本靖騎手を鞍上に迎えて、一般C2ロ（宇都宮ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月12日、中1週で迎えた16戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、一般C2イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた17戦目は、高橋和宏騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ C2イ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月10日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、一般C2イ（足利ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は鈴木正騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月19日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた19戦目は、小野三夫騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ C2イ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったリアルオーから3/4馬身差の2着となった。

11月7日、中2週で迎えた20戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、一般C2イ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のコーウンテーストに半馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月18日、中1週で迎えた21戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、一般C2（足利ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月2日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は藤本靖騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本靖騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木正騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5歳（1997年）

1月8日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は藤本靖騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本靖騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2（足利ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は早川順一騎手（1戦1勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は鈴木正騎手（3戦0勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったスエヒロマウンドから2馬身半差の2着となった。