アイアムエメラルド（2014年生、母アイアムアドーター）

アイアムエメラルド（2014年3月4日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋エメラルド」。毛色は栗毛。種牡馬のステイゴールド（当時20歳）と交配したアイアムアドーターが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）高昭牧場。戦績は、中央平地6戦1勝。主な勝ち鞍は2017年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

4歳のとき、ワイズマンから「冬季ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場されたが主取りとなった。同年、ワイズマンから「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、小谷野次郎によって550.8万円で落札された。

奥平雅士厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

12月3日、デビュー戦は石川裕紀人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は480kg。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦したが、5着に終わった。

12月25日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川裕紀人騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

3歳（2017年）

5月7日、約4か月半の休養明けで迎えた3戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。15頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に敗れた。

7月1日、中7週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で嘉藤貴行騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き15着に終わった。

9月3日、中8週で迎えた5戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るクラシカルレディを目の覚めるような末脚でクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

12月10日、約3か月半の休み明けで迎えた6戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は嘉藤貴行騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く14着に終わった。