ヤマカツジーク（2018年生、母ヤマカツナタリー）

ヤマカツジーク（2018年3月9日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名+勝利、栄光(独)」。毛色は栗毛。種牡馬のヨハネスブルグ（当時19歳）と交配したヤマカツナタリーが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田牧場。主な勝ち鞍は2021年の咲希ちゃん4歳記念☆(一般C2十)。

経歴

デビュー前

高橋康之厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2021年）

5月29日、デビュー戦は柴田未崎騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。18頭立ての17番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に終わった。

6月27日、中3週で迎えた2戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館芝1800m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で永島まなみ騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

2021年7月15日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

8月29日、中6週で迎えた4戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、3歳B7（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた5戦目は、咲希ちゃん4歳記念☆（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のゴールドタイタンに9馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月29日、中1週で迎えた6戦目は、一般C2六（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中島龍也騎手（2戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るユイアンデービスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

10月12日、中1週で迎えた7戦目は、手取川サーモンフィッシング特別（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で中島龍也騎手（3戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、グローリアスヴェガに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

10月31日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、麻衣子さん僕と結婚してくだ杯（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で中島龍也騎手（4戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に敗れた。

11月14日、中1週で迎えた9戦目は、一般C1十（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で中島龍也騎手（5戦2勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

11月28日、中1週で迎えた10戦目は、一般C1十一（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で中島龍也騎手（6戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月5日、連闘で迎えた11戦目は、南天特別（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で中島龍也騎手（7戦2勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、キャトルレーヴにアタマ差交わされて2着に惜敗した。

デビュー前

高橋優子厩舎（金沢）へ入厩。

12月28日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた12戦目は、一般C1八（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で中島龍也騎手（8戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

4歳（2022年）

3月15日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から19kg絞って迎えた13戦目は、アクアマリン特別（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で中島龍也騎手（9戦2勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた14戦目は、ちひろ・さおり結婚記念杯（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で中島龍也騎手（10戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。