ルノン（1999年生、母タニノセイカン）

経歴

デビュー前

2歳のとき、サカエ牧場から「ひだかトレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

3歳（2002年）

4月28日、デビュー戦は村田一誠騎手を鞍上に据えて、3歳未出走（新潟芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月18日、中2週で迎えた2戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1200m 曇/稍重）に出走。18頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は力尽きて13着に終わった。

6月8日、中2週で迎えた3戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では決め手が足りず14着に終わった。

7月27日、中6週で迎えた4戦目は、小坂忠士騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

8月17日、中2週で迎えた5戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい14着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた6戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップマスカット賞（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は川原正一騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月6日、中2週で迎えた8戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、4着を確保した。

10月20日、中1週で迎えた9戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/稍重）に出走。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

11月22日、中4週で迎えた10戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、一般C12（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ポライトワールドに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

4歳（2003年）

6月21日、約7か月の休養明けで迎えた11戦目は、森田直哉騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のマダムグレイスを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

5歳（2004年）

1月3日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた12戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

1月17日、中1週で迎えた13戦目は、井上悦児騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。

1月25日、連闘で迎えた14戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で井上悦児騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のニセンイチネンに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

2月14日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で井上悦児騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマルシゲゴールドに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

3月1日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で井上悦児騎手（3戦2勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したフーダニットを捕まえ切れず、8馬身差の2着となった。

3月14日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で井上悦児騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で井上悦児騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のファーストバルーンに2馬身半の差をつけて4勝目をマークした。

4月17日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で井上悦児騎手（6戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のマイネルエリンをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

5月8日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で井上悦児騎手（7戦4勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

5月30日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で井上悦児騎手（8戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のドリームエクスに7馬身の差をつけて制した。

6月19日、中2週で迎えた22戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で井上悦児騎手（9戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したダンツジュエリーを捕まえ切れず、ハナ差の2着に甘んじた。

7月11日、中2週で迎えた23戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で井上悦児騎手（10戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキョウワノーブルに3馬身の差をつけて7勝目を手にした。

7月31日、中2週で迎えた24戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で井上悦児騎手（11戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で井上悦児騎手（12戦6勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したキョウワミラクルを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

8月29日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で井上悦児騎手（13戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。