マイモーメント（2020年生、母クライシスオブスピリット）

マイモーメント（2020年4月1日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「私の瞬間」。毛色は青鹿毛。種牡馬のジャスタウェイ（当時11歳）と交配したクライシスオブスピリットが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は三嶋牧場。主な勝ち鞍は2023年の3歳未勝利(未勝利)。

経歴

デビュー前

国枝栄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2023年）

1月14日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り小雨/良）に出走。馬体重は516kg。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

2月26日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳戦の3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦0勝）。18頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のガールズレジェンドをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

10月15日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg戻して迎えた3戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの粟島特別（新潟芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚に勢いがなく12着に敗れた。

11月11日、中3週で迎えた4戦目は、3歳以上1勝クラスの二本松特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山元気騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は減速してしまい12着に敗れた。

4歳（2024年）

5月12日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた5戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラスの尖閣湾特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい8着に敗れた。

6月15日、中4週で迎えた6戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの奥尻特別（函館芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

9月21日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、長浜鴻緒騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

5歳（2025年）

1月26日、約4か月の休み明けで迎えた8戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。

4月20日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、小林美駒騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（福島芝1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。最後は減速してしまい16着に終わった。

5月28日、中4週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた10戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、グランシャリオドリーム14（門別ダート1200m 曇/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、勝ったグラストップロードに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

6月12日、中1週で迎えた11戦目は、宮内勇樹騎手を鞍上に迎えて、胆振軽種馬農業協同組合特別（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のスリーレジェンドに1馬身半の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

7月8日、中3週で迎えた12戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、アヤメ特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、3着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた13戦目は、デュランタ特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のクラウォーに2馬身半の差をつけて3勝目をマークした。

8月5日、中1週で迎えた14戦目は、平取町軽種馬生産振興会特別（門別ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川倭騎手（2戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では強烈な末脚を爆発させて、最後は2着のレルアバドをクビ差振り切って単勝一倍台の期待に応えた。

8月26日、中2週で迎えた15戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、レコードな町新冠特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

9月23日、中3週で迎えた16戦目は、ポッカサッポロ北海道特別（門別ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい7着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた17戦目は、北海道競馬記者クラブ特別（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた18戦目は、スイートアリッサム特別（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で服部茂史騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。