トビキリビジン（1988年生、母ミリオンライン）

トビキリビジン（1988年5月9日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のドロッポロード（当時11歳）と交配したミリオンラインが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）藤本牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方18戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は1992年の一般C2ハ。

経歴

デビュー前

伊藤正徳厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1991年）

9月22日、デビュー戦は柴田弘之騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は444kg。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

10月26日、中4週で迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で柴田弘之騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田弘之騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

4歳（1992年）

4月8日、約5か月の休養明けで迎えた4戦目は、飯泉之男騎手を鞍上に迎えて、一般C3ニ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた5戦目は、一般C3ハ（三条ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で飯泉之男騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月31日、中5週で迎えた6戦目は、一般C4ハ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で飯泉之男騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた7戦目は、一般C4ハ（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で飯泉之男騎手（3戦0勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた8戦目は、一般C4ロ（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で飯泉之男騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた9戦目は、根岸良昌騎手を鞍上に迎えて、一般C3ロ（三条ダート1200m 雨/重）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったウメノクリッパーから半馬身差の2着となった。

7月23日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、一般C4（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は飯泉之男騎手（5戦0勝）。6頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月18日、中3週で馬体重を前走から15kg戻して迎えた11戦目は、一般C4イ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で飯泉之男騎手（6戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月4日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3ロ（三条ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で飯泉之男騎手（7戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた13戦目は、榎伸彦騎手を鞍上に迎えて、ウエルカム新潟（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月27日、連闘で迎えた14戦目は、一般C3イ（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は飯泉之男騎手（8戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3イ（新潟(地)ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で飯泉之男騎手（9戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3（新潟(地)ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で飯泉之男騎手（10戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月3日、連闘で迎えた17戦目は、一般C3（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で飯泉之男騎手（11戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったミリオンミュジックから1馬身半差の2着に敗北した。

11月14日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で飯泉之男騎手（12戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2ハ（新潟(地)ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で飯泉之男騎手（13戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のアモンダイオーに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月15日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で飯泉之男騎手（14戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったカルストンジェットからアタマ差の2着となった。

5歳（1993年）

1月4日、中2週で迎えた21戦目は、一般C1（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で飯泉之男騎手（15戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。