ゴヴェルナーレリコ（2021年生、母スターズバース）

Governare Ricco

2021.01.19

ゴヴェルナーレリコ（2021年1月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「司る(伊)+裕福(伊)」。毛色は鹿毛。種牡馬のエイシンフラッシュ（当時14歳）と交配したスターズバースが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2023年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

当歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、加藤裕司によって1,430万円で落札された。

辻哲英厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

10月21日、デビュー戦は横山武史騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は426kg。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

12月2日、中5週で迎えた2戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。15頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、抜け出したエリカエスティームを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着となった。

12月28日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は横山武史騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るソルレースを半馬身差し切って未勝利勝ちを決めた。

3歳（2024年）

6月1日、約5か月の休み明けで迎えた4戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての6番人気で17番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

8月10日、中9週で迎えた5戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての6番人気で16番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚が振るわず14着に敗れた。

9月14日、中4週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は菅原明良騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

10月14日、中3週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は横山武史騎手（2戦1勝）。17頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、6着に終わった。