キシュウケイセイ（1994年生、母ビヨンザリーフ）

キシュウケイセイ（1994年4月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のビーインボナンザ（当時8歳）と交配したビヨンザリーフが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ジィワンファーム。戦績は、地方17戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は1998年の一般C2四 C3一(ハンデ)。

経歴

デビュー前

五百蔵幸雄厩舎（大井）へ入厩。

3歳（1997年）

4月29日、デビュー戦は坂井英光騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は445kg。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月23日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のアイアイペルセウスに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（1998年）

3月30日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から9kg戻して迎えた3戦目は、5歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

4月29日、中3週で迎えた4戦目は、一般C3三（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた5戦目は、一般C3二（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂井英光騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に敗れた。

6月3日、中2週で迎えた6戦目は、一般C3二（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で坂井英光騎手（5戦1勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、抜け出したテールテンパーにアタマ差届かず2着に惜敗した。

6月24日、中2週で迎えた7戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、一般C2（大井ダート1500m 内回り曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた8戦目は、一般C3二三（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は坂井英光騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びあぐねて10着に敗れた。

11月13日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、藤村和生騎手を鞍上に迎えて、一般C3一（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

12月25日、中5週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた10戦目は、ハンデ戦の一般C2四 C3一（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤村和生騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトーマサンダーに4馬身の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

5歳（1999年）

1月5日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3一（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤村和生騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではビュッとキレる脚を見せたが、シンボウイナリにクビ差交わされて2着に甘んじた。

1月21日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3一（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤村和生騎手（3戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

3月1日、中5週で迎えた13戦目は、一般C2八九（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤村和生騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

4月16日、中6週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた14戦目は、一般C2六七（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤村和生騎手（5戦1勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

5月9日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2四五六（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で藤村和生騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

5月30日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2五六七（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で藤村和生騎手（7戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のストレートナイスに1馬身半の差をつけて3勝目を掴み取った。

6月22日、中2週で迎えた17戦目は、南風特別（大井ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で藤村和生騎手（8戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。競走中止となった。