デンヒルマキシム（2006年生、母マキシムチャンス）

デンヒルマキシム（2006年4月6日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のグレートデンヒル（当時15歳）と交配したマキシムチャンスが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）山大牧場。戦績は、地方48戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2009年のワイドステーション賞(一般C2十四)。

経歴

デビュー前

小笠原義巳厩舎（盛岡）へ入厩。

2歳（2008年）

8月3日、デビュー戦は大坪慎騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（水沢ダート850m 晴/良）に出走。馬体重は359kg。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大坪慎騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

9月13日、中3週で迎えた3戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、2歳（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に終わった。

9月23日、中0週で迎えた4戦目は、2歳（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したパティーナを捕まえ切れず、6馬身差の2着となった。

10月5日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のホープフル（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず9着に終わった。

12月6日、中8週で迎えた6戦目は、2歳C2一（水沢ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は大坪慎騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた7戦目は、2歳C2二（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は南郷家全騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

12月29日、連闘で迎えた8戦目は、2歳C2二（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に終わった。

3歳（2009年）

1月4日、連闘で迎えた9戦目は、3歳C2二（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は大坪慎騎手（3戦0勝）。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず3着に終わった。

3月23日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、3歳C2二（水沢ダート1300m 小雪/重）に出走。鞍上は2戦連続で大坪慎騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

4月12日、中2週で迎えた11戦目は、3歳C2二（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大坪慎騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた12戦目は、3歳C2二（水沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で大坪慎騎手（6戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

5月5日、連闘で迎えた13戦目は、3歳C2一（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大坪慎騎手（7戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に終わった。

6月6日、中4週で迎えた14戦目は、3歳C2一（盛岡ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で大坪慎騎手（8戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた15戦目は、3歳C2一（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で大坪慎騎手（9戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。

7月5日、中1週で迎えた16戦目は、3歳C2一（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で大坪慎騎手（10戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた17戦目は、3歳C2一（盛岡ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は9戦連続で大坪慎騎手（11戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた18戦目は、3歳C2一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で大坪慎騎手（12戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた19戦目は、3歳C1三（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で大坪慎騎手（13戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

8月23日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2十六（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で大坪慎騎手（14戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したエーシンエッティンを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

9月6日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で大坪慎騎手（15戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

9月13日、連闘で迎えた22戦目は、ワイドステーション賞（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で大坪慎騎手（16戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るガッツアップを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月20日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2六（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で大坪慎騎手（17戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコユキスマイルに2馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

10月5日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で大坪慎騎手（18戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

10月12日、連闘で迎えた25戦目は、キリンFIRE杯（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で大坪慎騎手（19戦2勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で大坪慎騎手（20戦2勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた27戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のリュウノコーチに2馬身半の差をつけて制した。

11月21日、中1週で迎えた28戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、JA江刺えさし乙女杯（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた29戦目は、一般C1十一（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマイネルスラッガーを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

12月14日、連闘で迎えた30戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見所を作れず8着に終わった。

12月21日、連闘で迎えた31戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に敗れた。

12月30日、連闘で迎えた32戦目は、一人一芸おおのキャンパスレース（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は南郷家全騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。

4歳（2010年）

1月4日、連闘で迎えた33戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（4戦1勝）。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず3着に終わった。

2月13日、中5週で迎えた34戦目は、大澤誠志郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

2月28日、中1週で迎えた35戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に敗れた。

3月7日、連闘で迎えた36戦目は、4歳以上C2 26（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた37戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に終わった。

5月2日、中5週で迎えた38戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、荒尾競馬応援ブログ開設記念（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた39戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた40戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で西村栄喜騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月11日、連闘で迎えた41戦目は、梅雨特選（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西村栄喜騎手（3戦0勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた42戦目は、パール特選（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で西村栄喜騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月17日、中2週で迎えた43戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、（有）旭製作所創立60周年記念杯（企）（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた44戦目は、がくさんカコイイでゴザル杯（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（3戦0勝）。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた45戦目は、いねむり狂四郎杯（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は岩永千明騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月24日、中5週で迎えた46戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は西村栄喜騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月29日、中4週で迎えた47戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（6戦0勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月4日、連闘で迎えた48戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西村栄喜騎手（7戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。