バンドゥーラ（2015年生、母ブリュードロア）

バンドゥーラ（2015年3月5日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスクリーンヒーロー（当時11歳）と交配したブリュードロアが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）山際セントラルスタッド。戦績は、地方11戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2017年の2歳(牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、山際セントラルスタッドから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、山際セントラルスタッドから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

角川秀樹厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2017年）

9月14日、デビュー戦は阿部龍騎手を鞍上に据えて、2歳（門別ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は460kg。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったブライトコメットに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

9月28日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（門別ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で阿部龍騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。

11月10日、中3週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた4戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳（笠松ダート800m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、抜け出したマユノサーティーを差し切れず、2馬身差の2着となった。

11月23日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の2歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺竜也騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺竜也騎手（2戦0勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい3着に敗れた。

12月26日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の2歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺竜也騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま強靭な粘り腰で末脚を持続させて、最後は2着のサラートに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2018年）

1月10日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた8戦目は、3歳戦の若竹賞（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺竜也騎手（4戦1勝）。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

1月25日、中1週で迎えた9戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の冬将軍賞（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

2月22日、中3週で迎えた10戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、抜け出したサラートを差し切れず、2馬身差の2着となった。

3月7日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚研司騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、伸びてきたエンドオブザロード決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。