スナークスイセン（2003年生、母ホリールード）

スナークスイセン（2003年2月22日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋水仙」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のタイキシャトル（当時9歳）と交配したホリールードが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）マークリ牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方31戦6勝2着5回。主な勝ち鞍は2007年のホットハウス22(一般E)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、マークリ牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、マークリ牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、杉本仙次郎によって861万円で落札された。

佐藤吉勝厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2005年）

12月24日、デビュー戦は村田一誠騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は474kg。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。最後は脚勢が鈍り16着に敗れた。

3歳（2006年）

1月8日、中1週で迎えた2戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって13着に敗れた。

2月5日、中3週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた3戦目は、D.バルジュー騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/稍重）に出走。15頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて13着に敗れた。

4月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

5月20日、中3週で迎えた5戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1400m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり13着に敗れた。

7月15日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 雨/不良）に出走。鞍上は石神深一騎手（1戦0勝）。18頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では見せ場なく15着に終わった。

9月23日、中9週で馬体重を前走から20kg戻して迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石神深一騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが鈍く16着に終わった。

10月29日、中4週で迎えた8戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、一般F3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシルクアクアに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月12日、中1週で迎えた9戦目は、一般E F（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

11月26日、中1週で迎えた10戦目は、高知の良さを知っ特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で倉兼育康騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、サンマルチカラに半馬身交わされて2着に敗北した。

12月10日、中1週で迎えた11戦目は、一般Fイ（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で倉兼育康騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

12月17日、連闘で迎えた12戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、もみの木特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

4歳（2007年）

1月1日、中1週で迎えた13戦目は、凧上げ特別（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（4戦1勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

1月13日、中1週で迎えた14戦目は、柳井宏之騎手を鞍上に迎えて、騎手招待・第1戦（高知ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるベルモントアヴリルを捕まえ切れず、5馬身差の2着に敗北した。

2月3日、中2週で迎えた15戦目は、一般E4（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（5戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた16戦目は、一般E5（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（6戦1勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアンセスターを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

3月3日、中1週で迎えた17戦目は、一般E F（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で倉兼育康騎手（7戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

3月21日、中2週で迎えた18戦目は、一般E4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で倉兼育康騎手（8戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

4月8日、中2週で迎えた19戦目は、一般E4（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で倉兼育康騎手（9戦1勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、リードを2馬身以上保って、で一団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のホクザンビクトリーをクビ差振り切って勝利を手に入れた。

4月21日、中1週で迎えた20戦目は、鏡川特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で倉兼育康騎手（10戦2勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マルタカドトウに交わされて1馬身半差の2着となった。

5月5日、中1週で迎えた21戦目は、ホットハウス22（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で倉兼育康騎手（11戦2勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のホクザンビクトリーに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月26日、中2週で迎えた22戦目は、一般D7（高知ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で倉兼育康騎手（12戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のロマンタッチに5馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

6月10日、中1週で迎えた23戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、北野真弘騎手感謝特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に敗れた。

6月24日、中1週で迎えた24戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、倉兼育康騎手壮行特別（高知ダート1300m 雨/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、後続との差を2馬身以上キープして、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後はタレてしまい10着に敗れた。

7月7日、中1週で迎えた25戦目は、鷹野宏史騎手を鞍上に迎えて、一般D5（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のジュンジュンハニーに1馬身の差をつけて優勝

7月22日、中1週で迎えた26戦目は、早明浦特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた27戦目は、田中邸新築記念特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、後続を2馬身以上離して、でレースを牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、カクショウに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

8月19日、中1週で迎えた28戦目は、一般D2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鷹野宏史騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた29戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、新涼特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は勢いを失って10着に終わった。

9月24日、中2週で迎えた30戦目は、タカシマシンザン特別（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた31戦目は、一般D2（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は鷹野宏史騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

10月21日、中1週で迎えた32戦目は、一般D2（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鷹野宏史騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい7着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた33戦目は、一般D3（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鷹野宏史騎手（4戦1勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた34戦目は、一般D3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鷹野宏史騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のホクザンビクトリーに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月8日、中2週で迎えた35戦目は、瀬戸ノ花嫁誕生祭特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鷹野宏史騎手（6戦2勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

12月16日、連闘で迎えた36戦目は、一般Cロ（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で鷹野宏史騎手（7戦2勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

12月23日、連闘で迎えた37戦目は、一般C4（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で鷹野宏史騎手（8戦2勝）。6頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びを欠き4着に終わった。

5歳（2008年）

1月3日、中1週で迎えた38戦目は、別府真衣騎手を鞍上に迎えて、一般C4（高知ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。