トレイルブレイザー（1991年生、母コンキストダイナ）

トレイルブレイザー（1991年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のパドスール（当時12歳）と交配したコンキストダイナが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方15戦5勝。主な勝ち鞍は1995年の一般C。

経歴

デビュー前

富田六郎厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1994年）

3月27日、デビュー戦は安田富男騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に敗れた。

11月5日、約7か月半の休養明けで迎えた2戦目は、蛯沢誠治騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず11着に終わった。

11月27日、中2週で迎えた3戦目は、坂本勝美騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の犬山特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が悪くなり13着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で坂本勝美騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず13着に終わった。

4歳（1995年）

5月13日、約5か月の休み明けで迎えた5戦目は、頼本盛行騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月22日、連闘で迎えた6戦目は、中島洋三騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のコーデリアに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月28日、連闘で迎えた7戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中島洋三騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のサンウインホーラーに1馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

6月10日、中1週で迎えた8戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中島洋三騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月19日、連闘で迎えた9戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で中島洋三騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のエスティーセイコーに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6月25日、連闘で迎えた10戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で中島洋三騎手（4戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のパワーパレードに1馬身半の差をつけて4勝目を手中に収めた。

7月9日、中1週で迎えた11戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で中島洋三騎手（5戦4勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月30日、中2週で迎えた12戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で中島洋三騎手（6戦4勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月4日、約4か月の休み明けで迎えた13戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は頼本盛行騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた14戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で頼本盛行騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5歳（1996年）

1月4日、中2週で迎えた15戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中島洋三騎手（7戦4勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月29日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた16戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた17戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中島洋三騎手（8戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のセントヘルシーに1馬身の差をつけて優勝

7月28日、中1週で迎えた18戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中島洋三騎手（9戦5勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月18日、約4か月の休み明けで迎えた19戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。