リリオ（1995年生、母Gioconda）

Lirio

1995.04.14

リリオ（1995年4月14日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のフォーティナイナー（当時10歳）と交配したGiocondaが6歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地11戦1勝。主な勝ち鞍は1998年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

池江泰郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1998年）

3月28日、デビュー戦は高橋康之騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（阪神芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は428kg。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に終わった。

4月19日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋康之騎手（1戦0勝）。17頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、5着に終わった。

5月17日、中3週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都芝1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で高橋康之騎手（2戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

6月13日、中3週で迎えた4戦目は、清山宏明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

6月27日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で清山宏明騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で清山宏明騎手（2戦0勝）。15頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で清山宏明騎手（3戦0勝）。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

8月29日、中4週で迎えた8戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都芝1400m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、4着に入った。

9月26日、中3週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（阪神芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入った。

10月10日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で内田浩一騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田浩一騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るランナーボーイを強烈な末脚で半馬身差し切って待望の初勝利を挙げた。