オカノプレイヤー（1999年生、母ヤマノトウショウ）

オカノプレイヤー（1999年4月13日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のマイニング（当時15歳）と交配したヤマノトウショウが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）アイオイファーム。戦績は、中央平地15戦2勝2着1回、中央障害1戦0勝。主な勝ち鞍は2002年の3歳500万下(牝)。

経歴

デビュー前

須貝彦三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2001年）

8月11日、デビュー戦は西原玲奈騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は426kg。15頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

8月18日、連闘で迎えた2戦目は、2歳新馬（小倉芝1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で西原玲奈騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

10月6日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、須貝尚介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

10月20日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな伸びを見せたが、エイシンルンルンに交わされて4馬身差の2着となった。

11月4日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で須貝尚介騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るマーブルボーをクビ差だけ差し切って未勝利勝ちを決めた。

12月8日、中4週で迎えた6戦目は、2歳500万下の樅の木賞（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で須貝尚介騎手（3戦1勝）。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて13着に終わった。

3歳（2002年）

1月13日、中4週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳500万下の若菜賞（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で須貝尚介騎手（4戦1勝）。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に終わった。

2月10日、中3週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で須貝尚介騎手（5戦1勝）。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るマーブルボーを上がり3位の末脚で3/4馬身差し切って2勝目を掴み取った。

3月2日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳G3のチューリップ賞（阪神芝1600m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は7戦連続で須貝尚介騎手（6戦2勝）。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後はガス欠状態になり15着に終わった。

8月11日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の耶馬渓特別（小倉芝1200m 雨/良）に出走。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず最後はタケイチショウリと並んで10着同着となった。

9月15日、中4週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた11戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の湯之谷特別（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って12着に敗れた。

10月12日、中3週で迎えた12戦目は、3歳以上1000万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は須貝尚介騎手（7戦2勝）。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚色が衰えて15着に終わった。

11月3日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、牝馬限定の3歳以上1000万下（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（8戦2勝）。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が悪くなり9着に終わった。

12月7日、中4週で馬体重を前走から22kg絞って迎えた14戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 小雨）に出走。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。12着に終わった。

4歳（2003年）

4月20日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg戻して迎えた15戦目は、佐久間寛志騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（阪神ダート1400m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚がパッとせず15着に終わった。

5月31日、中5週で迎えた16戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の御嶽特別（中京ダート1700m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は西原玲奈騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではいいところがなく16着に終わった。