フジエース（1996年生、母シルバーリーフ）

Fuji Ace

1996.04.10

フジエース（1996年4月10日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のシャンハイ（当時7歳）と交配したシルバーリーフが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は田中 元寿。戦績は、地方8戦1勝。主な勝ち鞍は1999年の4歳。

経歴

デビュー前

中村健二厩舎（大井）へ入厩。

3歳（1999年）

6月11日、デビュー戦は脇本一幸騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は527kg。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のアストロフォンテンに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月24日、中1週で迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で脇本一幸騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はタレてしまい10着に敗れた。

8月24日、中8週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で脇本一幸騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい12着に敗れた。

9月11日、中2週で迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で脇本一幸騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

4歳（2000年）

6月11日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から45kg減らして迎えた5戦目は、米元圭騎手を鞍上に迎えて、一般C3四五六（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。12着に敗れた。

6月28日、中1週で迎えた6戦目は、一般C3五イ（船橋ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で米元圭騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

5歳（2001年）

4月3日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた7戦目は、篠田剛孝騎手を鞍上に迎えて、一般C3八ア（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい5着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた8戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C3八ア（船橋ダート1400m 内回り 曇/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。