パリュール（2010年生、母パリスセイリュウ）

Parure

2010.03.08

パリュール（2010年3月8日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「美しく飾る（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のリンカーン（当時10歳）と交配したパリスセイリュウが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）山岡牧場。戦績は、中央平地2戦0勝2着2回、地方4戦0勝。

経歴

デビュー前

川村禎彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2012年）

8月4日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は418kg。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、伸びてきたエピカ決め手に屈してクビ差の2着となった。

8月25日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したクロフネサプライズにハナ差届かず2着に甘んじた。

3歳（2013年）

7月3日、約10か月半の休み明けで迎えた3戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップ ドリアン賞（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で和田竜二騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。

10月24日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から29kg増やして迎えた4戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、野菊賞（浦和ダート1600m 雨/重）に出走。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に敗れた。

11月12日、中2週で迎えた5戦目は、初霜特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で増田充宏騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では見せ場なく13着に終わった。

12月3日、中2週で迎えた6戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、一般C1三四（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。