シバブレイブ（1985年生、母シバホーオー）

シバブレイブ（1985年5月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栃栗毛。種牡馬のサンシャインボーイ（当時11歳）と交配したシバホーオーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）大林ファーム。戦績は、中央平地12戦1勝2着2回、地方32戦5勝2着2回。主な勝ち鞍は1988年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

北橋修二厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1988年）

5月22日、デビュー戦は加用正騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 小雨/稍重）に出走。馬体重は440kg。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい8着に敗れた。

7月16日、中7週で迎えた2戦目は、上籠勝仁騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で上籠勝仁騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を奪い、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を爆発させて、最後は2着のシンビッグハートを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

9月11日、中5週で迎えた4戦目は、4歳以上400万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で上籠勝仁騎手（2戦1勝）。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上400万下（阪神ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で上籠勝仁騎手（3戦1勝）。15頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、ダイハードキングにアタマ差交わされて2着となった。

10月23日、中3週で迎えた6戦目は、4歳以上400万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は加用正騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始9番手を追走。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上400万下（京都ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で加用正騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、5着に終わった。

11月26日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上400万下（京都ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加用正騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったハリーシーザーに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

12月11日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加用正騎手（4戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、5着に終わった。

4歳（1989年）

7月2日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた10戦目は、5歳以上400万下（中京ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で加用正騎手（5戦0勝）。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり13着に終わった。

7月30日、中3週で迎えた11戦目は、4歳以上400万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で加用正騎手（6戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では速い脚を使えず11着に敗れた。

8月12日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上400万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は7戦連続で加用正騎手（7戦0勝）。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に終わった。

9月26日、中5週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた13戦目は、山内和明騎手を鞍上に迎えて、C1ハ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた14戦目は、C1ハ（中京(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山内和明騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のムーンホウショウに半馬身の差をつけて勝利をモノにする

10月29日、中2週で迎えた15戦目は、稲穂特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山内和明騎手（2戦1勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた16戦目は、白坂芳文騎手を鞍上に迎えて、東海ジョッキーカップ（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた17戦目は、さざんか特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山内和明騎手（3戦1勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。12着に終わった。

12月6日、連闘で迎えた18戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山内和明騎手（4戦1勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったスズカファイヤーから1馬身差の2着となった。

12月21日、中1週で迎えた19戦目は、すずかけ特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山内和明騎手（5戦1勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

5歳（1990年）

1月3日、中1週で迎えた20戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山内和明騎手（6戦1勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月17日、中1週で迎えた21戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山内和明騎手（7戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。10着に敗れた。

1月31日、中1週で迎えた22戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山内和明騎手（8戦1勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

2月14日、中1週で迎えた23戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山内和明騎手（9戦1勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月1日、中1週で迎えた24戦目は、C1ハ（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で山内和明騎手（10戦1勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月16日、中1週で迎えた25戦目は、C1ハ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で山内和明騎手（11戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月18日、中4週で迎えた26戦目は、C1ハ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で山内和明騎手（12戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた27戦目は、C1ニ（中京(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で山内和明騎手（13戦1勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

6歳（1991年）

2月4日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた28戦目は、田中敏和騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパードルフに1馬身半の差をつけて久々の一戦をモノにした。

2月15日、中1週で迎えた29戦目は、C3イ（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は山内和明騎手（14戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月5日、中2週で迎えた30戦目は、C3イ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山内和明騎手（15戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた31戦目は、C3ロ（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で山内和明騎手（16戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパードルフに3馬身の差をつけて4勝目を挙げた。

4月9日、中2週で迎えた32戦目は、C2ロ（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山内和明騎手（17戦2勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後はセントグレーと並んで4着同着となった。

5月2日、中2週で迎えた33戦目は、迫田清美騎手を鞍上に迎えて、C2ロ（中京(地)ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったレインドロツプからハナ差の2着に惜敗した。

5月7日、連闘で迎えた34戦目は、酒井章騎手を鞍上に迎えて、C2イ（中京(地)ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた35戦目は、C2ロ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山内和明騎手（18戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた36戦目は、C2ロ（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山内和明騎手（19戦2勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月18日、中1週で迎えた37戦目は、C2ロ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山内和明騎手（20戦2勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月27日、連闘で迎えた38戦目は、C2ハ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山内和明騎手（21戦2勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月1日、中4週で迎えた39戦目は、一般C2ニ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山内和明騎手（22戦2勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月22日、中2週で迎えた40戦目は、一般C2ホ（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で山内和明騎手（23戦2勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月20日、中3週で迎えた41戦目は、一般C2ホ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山内和明騎手（24戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のドクターメタルをクビ差制して優勝

10月7日、中1週で迎えた42戦目は、C2ロ（中京(地)ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で山内和明騎手（25戦3勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月14日、連闘で迎えた43戦目は、C2ロ（中京(地)ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で山内和明騎手（26戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラテンユウをクビ差制して制した。

10月29日、中1週で迎えた44戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で山内和明騎手（27戦4勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。