ウイニングタイム（1998年生、母シャーパリ）
Winning Time
1998.03.10
ウイニングタイム（1998年3月10日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のGilded Time（当時8歳）と交配したシャーパリが7歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地8戦1勝、地方13戦2勝。主な勝ち鞍は2000年の3歳新馬。
経歴
デビュー前
奥平真治厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2000年）
12月3日、デビュー戦は菊沢隆徳騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り 曇/良）に出走。馬体重は508kg。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。
12月10日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のマウントベストをハナ差振り切って初白星を挙げた。
3歳（2001年）
8月26日、約8か月半の休み明けで迎えた3戦目は、菊沢隆仁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は脚勢が悪くなり16着に終わった。
9月1日、連闘で迎えた4戦目は、横山賀一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。
9月22日、中2週で迎えた5戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横山賀一騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。
10月14日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（2戦1勝）。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。
4歳（2002年）
4月21日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた7戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は横山賀一騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が振るわず9着に終わった。
5月12日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横山賀一騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。
5月20日、連闘で迎えた9戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、メイスター賞（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が悪くなり13着に終わった。
5歳（2003年）
4月16日、約11か月の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた10戦目は、沼沢英知騎手を鞍上に迎えて、一般D1-1（門別ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のキョウニガッショウに3/4馬身の差をつけて休養明け初戦をモノにした。
4月29日、中1週で迎えた11戦目は、一般D1-1（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で沼沢英知騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月7日、連闘で迎えた12戦目は、一般D1-1（札幌(地)ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で沼沢英知騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。10着に敗れた。
5月21日、中1週で迎えた13戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、美香保特別（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。
6月4日、中1週で迎えた14戦目は、一般D1-1（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は沼沢英知騎手（3戦1勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。
6月19日、中1週で迎えた15戦目は、太平特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沼沢英知騎手（4戦1勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。
7月15日、中3週で迎えた16戦目は、一般D1-2（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で沼沢英知騎手（5戦1勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のムハイノチャンプをアタマ差制して勝利を手中に収めた。
7月29日、中1週で迎えた17戦目は、富士通特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で沼沢英知騎手（6戦2勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。
8月14日、中1週で迎えた18戦目は、レチクル特別（旭川ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で沼沢英知騎手（7戦2勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。
8月28日、中1週で迎えた19戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、「がんばれ日高」特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。
9月11日、中1週で迎えた20戦目は、ヘルクレス特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は沼沢英知騎手（8戦2勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。
6歳（2004年）
6月19日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた21戦目は、川江光司騎手を鞍上に迎えて、一般F4（高知ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。8着に敗れた。