チェリーフラワー（1997年生、母デーエスソロン）

チェリーフラワー（1997年3月27日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアフリート（当時13歳）と交配したデーエスソロンが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）大塚牧場。戦績は、中央平地11戦1勝2着3回、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2000年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

高橋隆厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2000年）

3月5日、デビュー戦は野元昭嘉騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中京ダート1000m 晴/不良）に出走。馬体重は462kg。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

3月25日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未出走（中京芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で野元昭嘉騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

4月22日、中3週で迎えた3戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（京都芝1400m 曇/稍重）に出走。18頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は垂れてしまい14着に敗れた。

5月7日、中1週で迎えた4戦目は、白坂聡騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では逸出した伸び脚で猛進したが、ハイトーンにアタマ差交わされて2着に惜敗した。

9月9日、約4か月の休み明けで迎えた5戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで敢闘したが、勝ったサンライトアリダーに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

9月23日、中1週で迎えた6戦目は、吉永護騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1000m 曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。端に立ち、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のミフジシンゴオーに3馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2001年）

1月27日、約4か月の休み明けで迎えた7戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1000m 雨/不良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり13着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は白坂聡騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、ヤマノバイオレットに半馬身交わされて2着となった。

3月4日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で白坂聡騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

3月18日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で白坂聡騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい11着に敗れた。

5月4日、中6週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で白坂聡騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

5月24日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた12戦目は、加古川特別（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は高橋亮騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。12着に敗れた。