ホワイトパール（1999年生、母ビューティーソニア）

ホワイトパール（1999年2月2日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のビワハヤヒデ（当時9歳）と交配したビューティーソニアが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は早田牧場新冠支場。戦績は、中央平地16戦1勝、地方6戦0勝。主な勝ち鞍は2002年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

鈴木勝美厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2002年）

2月9日、デビュー戦は土谷智紀騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は412kg。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

3月2日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で土谷智紀騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず14着に終わった。

3月24日、中2週で迎えた3戦目は、金子光希騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。15頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で金子光希騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

5月4日、中3週で迎えた5戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

5月25日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は金子光希騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入った。

6月30日、中4週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で金子光希騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではキレのある末脚を繰り出したが、5着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で金子光希騎手（4戦0勝）。18頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のアマートモンジュを3/4馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

11月9日、約4か月の休養明けで迎えた9戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝1200m 小雨/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

12月15日、中4週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は金子光希騎手（5戦1勝）。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に終わった。

4歳（2003年）

1月19日、中4週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は蓑島靖典騎手（1戦0勝）。18頭立ての15番人気で16番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず16着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の香春岳特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で蓑島靖典騎手（2戦0勝）。17頭立ての17番人気で15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり16着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた13戦目は、柄崎将寿騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず15着に終わった。

7月27日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた14戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。18頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って13着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた15戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は蓑島靖典騎手（3戦0勝）。18頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く13着に終わった。

8月30日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蓑島靖典騎手（4戦0勝）。18頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は失速してしまい15着に終わった。

10月12日、中5週で迎えた17戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、一般B2 C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月30日、約2か月半の間隔を開けて迎えた18戦目は、佐々木忍騎手を鞍上に迎えて、一般B2（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

5歳（2004年）

1月11日、中1週で迎えた19戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般B2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月3日、約3か月の間隔を開けて迎えた20戦目は、一般B1（水沢ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は佐々木忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた21戦目は、一般B1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木忍騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた22戦目は、一般B1（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木忍騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。