ファストストリーム（2006年生、母パンチライン）

Fast Stream

2006.05.05

ファストストリーム（2006年5月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「急速な流れ」。毛色は栗毛。種牡馬のパラダイスクリーク（当時17歳）と交配したパンチラインが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は青森県、生産者はマルシチ牧場。戦績は、中央平地7戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、マルシチ牧場から「八戸市場サラブレッド1歳」と「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。同年、マルシチ牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、ケイズによって73.5万円で落札された。

昆貢厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2008年）

11月15日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。15頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず7着に敗れた。

12月13日、中3週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

12月28日、中1週で迎えた3戦目は、田中克典騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って9着に敗れた。

3歳（2009年）

4月25日、約4か月の休み明けで迎えた4戦目は、柴原央明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 雨/不良）に出走。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず6着に敗れた。

5月17日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で柴原央明騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

7月5日、中6週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴原央明騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

9月5日、中8週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。