ウルトラサウンド（1990年生、母オースピス）

Ultrasound

1990.05.11

ウルトラサウンド（1990年5月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のクルセダーキヤツスル（当時11歳）と交配したオースピスが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）明和牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方3戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1994年の一般D3ハ。

経歴

デビュー前

稲葉隆一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1993年）

6月12日、デビュー戦は木幡初広騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、5着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（福島芝1700m 小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き11着に敗れた。

7月24日、中3週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で木幡初広騎手（2戦0勝）。15頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず13着に敗れた。

10月17日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木幡初広騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

4歳（1994年）

4月18日、約6か月の休養明けで迎えた5戦目は、富樫英利騎手を鞍上に迎えて、一般D3ニ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウカイライムから半馬身差の2着となった。

5月4日、中1週で迎えた6戦目は、一般D3ハ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で富樫英利騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったスーパーソネットからクビ差の2着に甘んじた。

5月16日、中1週で迎えた7戦目は、山田延由騎手を鞍上に迎えて、一般D3ハ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノクールに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。