ヴァレノーヴァ（2008年生、母ヴァレンティン）

ヴァレノーヴァ（2008年2月3日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「母名と新星（ｎｏｖａ）から造語」。毛色は栗毛。種牡馬のアグネスタキオン（当時10歳）と交配したヴァレンティンが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）パカパカファーム。戦績は、中央平地4戦0勝。

経歴

デビュー前

当歳のとき、パカパカファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、ダーレー・ジャパンによって2,730万円で落札された。4歳のとき、ダーレー・ジャパンから「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、坂東牧場によって157.5万円で落札された。

白井寿昭厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

9月19日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は476kg。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。端を取り切り、非常に遅いペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

3歳（2011年）

1月15日、約4か月の休み明けで迎えた2戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はガス欠状態になり15着に敗れた。

2月5日、中2週で迎えた3戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に敗れた。

8月28日、約7か月の休み明けで迎えた4戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。