コパノコキャータ（2001年生、母フジノチュンリ）

コパノコキャータ（2001年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋元気の良い子供をイメージした造語」。毛色は鹿毛。種牡馬のメジロライアン（当時14歳）と交配したフジノチュンリが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）びらとり牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方20戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、びらとり牧場から「北海道8月市場サラブレッド1歳」と「北海道10月市場サラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。同年、びらとり牧場から「北海道11月市場サラブレッド1歳」に上場され、小林祥晃によって315万円で落札された。

崎山博樹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2003年）

10月26日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた2戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見所を作れず11着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた3戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた4戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

12月13日、連闘で迎えた5戦目は、黒岩悠騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた6戦目は、柴原央明騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚がパッとせず15着に終わった。

3歳（2004年）

3月17日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から18kg増やして迎えた7戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、3歳F12（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

3月26日、連闘で迎えた8戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、3歳F12（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。

4月14日、中2週で迎えた9戦目は、3歳F21（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた10戦目は、3歳F1（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で有馬澄男騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたトモシロバラード決め手に屈して半馬身差の2着となった。

5月6日、連闘で迎えた11戦目は、3歳F1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で有馬澄男騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた12戦目は、3歳F12（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で有馬澄男騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では最後まで息が続かず5着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた13戦目は、3歳F12（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で有馬澄男騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

6月17日、中1週で迎えた14戦目は、3歳F12（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で有馬澄男騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた15戦目は、3歳F12（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で有馬澄男騎手（7戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた16戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳F12（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

7月28日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、3歳F12（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（8戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた18戦目は、3歳F12（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（9戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に敗れた。

8月19日、連闘で迎えた19戦目は、3歳F12（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は小牧毅騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

9月2日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上C6-1（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小牧毅騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C6-1（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小牧毅騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた22戦目は、坂本和也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C6-2（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず11着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上C6-1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は小牧毅騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず10着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた24戦目は、平岩潤一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C6-1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

11月4日、中0週で迎えた25戦目は、3歳以上C6-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平岩潤一騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上C6-2（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は小牧毅騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。