フリーオンアイ（1984年生、母スターマリオン）

Fully On Ai

1984.05.31

フリーオンアイ（1984年5月31日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のホープフリーオン（当時12歳）と交配したスターマリオンが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）飛渡牧場。戦績は、中央平地10戦0勝2着3回。

経歴

デビュー前

佐藤嘉秋厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1987年）

6月20日、デビュー戦は田村正光騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1700m 雨/重）に出走。馬体重は476kg。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は一杯になって8着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた2戦目は、橋口満朗騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

8月15日、中5週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で橋口満朗騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で橋口満朗騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実な伸びを見せたが、ダイワラッキーに交わされて1馬身差の2着となった。

9月20日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で橋口満朗騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、伸びてきたリバルドベル決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

10月4日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で橋口満朗騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、抜け出したトウショウキングを差し切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

4歳（1988年）

4月23日、約6か月半の休み明けで迎えた7戦目は、5歳以上400万下（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で橋口満朗騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

5月8日、中1週で迎えた8戦目は、5歳以上400万下（新潟ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で橋口満朗騎手（6戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に敗れた。

5月14日、連闘で迎えた9戦目は、5歳以上400万下の新発田特別（新潟芝1200m 外回り 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は8戦連続で橋口満朗騎手（7戦0勝）。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

6月19日、中4週で迎えた10戦目は、横田吉光騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上400万下（福島ダート1700m 曇/稍重）に出走。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場なく3着に終わった。