カリスタアサティス（1992年生、母ロッチテスコ）

カリスタアサティス（1992年4月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のアサティス（当時7歳）と交配したロッチテスコが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）藤原牧場。戦績は、中央平地11戦1勝、地方24戦1勝2着8回。主な勝ち鞍は1994年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

高松邦男厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1994年）

6月11日、デビュー戦は田面木博公騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、激烈なハイペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のテイエムロケットに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

12月3日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、3歳500万下の葉牡丹賞（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦1勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた3戦目は、3歳500万下のひいらぎ賞（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田面木博公騎手（2戦1勝）。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバタバタになってしまい16着に終わった。

3歳（1995年）

6月10日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり10着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた5戦目は、4歳500万下（福島ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下の礼文特別（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は田面木博公騎手（3戦1勝）。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では見せ場なく14着に終わった。

7月15日、連闘で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（4戦1勝）。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて13着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田面木博公騎手（5戦1勝）。15頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

8月12日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で田面木博公騎手（6戦1勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

9月9日、中3週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は小野次郎騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず13着に終わった。

4歳（1996年）

4月15日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から37kg増やして迎えた12戦目は、荒木孝良騎手を鞍上に迎えて、一般C2ロ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンテスエイトから1馬身半差の2着となった。

4月29日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2ニ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で荒木孝良騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったコーセイリリーから5馬身差の2着に敗北した。

5月4日、連闘で迎えた14戦目は、上山城特別（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で荒木孝良騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったコーセイリリーからクビ差の2着となった。

5月26日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で荒木孝良騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月22日、中7週で迎えた16戦目は、佐藤庄一郎騎手を鞍上に迎えて、一般C2ロ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた17戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、一般C2イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は荒木孝良騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月1日、中1週で迎えた19戦目は、徳留五月騎手を鞍上に迎えて、長月特別（上山ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた20戦目は、C1ハ（上山ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で徳留五月騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったページェントから4馬身差の2着となった。

10月14日、中3週で迎えた21戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般C1（上山ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったロッキートップから1馬身差の2着となった。

10月29日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったモリユウセブンから2馬身半差の2着に敗北した。

11月26日、中3週で迎えた23戦目は、一般C1（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は荒木孝良騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた24戦目は、一般B3ロ（上山ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で荒木孝良騎手（6戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったスズランパレスから1馬身半差の2着に敗北した。

5歳（1997年）

4月13日、約4か月の休養明けで迎えた25戦目は、一般B2ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で荒木孝良騎手（7戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月27日、中1週で迎えた26戦目は、一般B3イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で荒木孝良騎手（8戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のカミノフクジュソウに半馬身の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。

5月12日、中1週で迎えた27戦目は、一般B（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で荒木孝良騎手（9戦1勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた28戦目は、広瀬川特別（上山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で荒木孝良騎手（10戦1勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた29戦目は、一般B2ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で荒木孝良騎手（11戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた30戦目は、一般B2ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で荒木孝良騎手（12戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月21日、中3週で迎えた31戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、一般B2イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月16日、中3週で迎えた32戦目は、鈴木勝騎手を鞍上に迎えて、一般D1ロ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったトキオボンバーからクビ差の2着に惜敗した。

8月31日、中1週で迎えた33戦目は、一般D1イ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木勝騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月12日、中5週で迎えた34戦目は、一般D1イ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木勝騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた35戦目は、一般D1イ（上山ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木勝騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。