ノーブルプルート（2014年生、母フラワーロック）
Noble Pluto
2014.05.06
ノーブルプルート（2014年5月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名+冥王星」。毛色は鹿毛。種牡馬のキングズベスト（当時17歳）と交配したフラワーロックが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は酒井牧場。戦績は、中央平地10戦1勝。主な勝ち鞍は2017年の3歳未勝利。
経歴
デビュー前
1歳のとき、酒井牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって820.8万円で落札された。2歳のとき、日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、吉木伸彦によって615.6万円で落札された。
水野貴広厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2016年）
11月6日、デビュー戦は石川裕紀人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず9着に終わった。
12月10日、中4週で迎えた2戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、ハイペースで集団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が衰えて14着に敗れた。
3歳（2017年）
2月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は石川裕紀人騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って10着に敗れた。
4月23日、中7週で迎えた4戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のミラドールに1馬身3/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。
5月7日、中1週で迎えた5戦目は、3歳500万下（東京芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で武藤雅騎手（1戦1勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず9着に終わった。
4歳（2018年）
4月8日、約11か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた6戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。
5月6日、中3週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は武藤雅騎手（2戦1勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。
7月28日、約3か月の間隔を開けて迎えた8戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の閃光特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。11着に敗れた。
8月19日、中2週で迎えた9戦目は、嶋田純次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。18頭立ての17番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。
10月21日、中8週で迎えた10戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。17頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。7着に終わった。
11月17日、中3週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は嶋田純次騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。
5歳（2019年）
2月17日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嶋田純次騎手（2戦0勝）。18頭立ての17番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで敢闘したが、勝ったスターリーステージに詰め切れず、1馬身差の2着となった。
2月24日、連闘で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で嶋田純次騎手（3戦0勝）。18頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮戦したが、勝ったタガノカレンにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。
3月17日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、4歳以上500万下の豊橋特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で嶋田純次騎手（4戦0勝）。18頭立ての7番人気で17番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚を失くしてしまい12着に敗れた。
4月29日、中5週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下の湯沢特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で嶋田純次騎手（5戦0勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。
6月30日、中8週で迎えた16戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で嶋田純次騎手（6戦0勝）。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、勝ったバーミーブリーズにねじ伏せられて半馬身差の2着となった。
7月20日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で嶋田純次騎手（7戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。
8月11日、中2週で迎えた18戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘し、3着に入った。
8月18日、連闘で迎えた19戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラスの小樽特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。端をきり、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり7着に敗れた。
11月2日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg減らして迎えた20戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は嶋田純次騎手（8戦0勝）。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では最後まで息が続かず15着に敗れた。
6歳（2020年）
1月18日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から8kg戻して迎えた21戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で嶋田純次騎手（9戦0勝）。18頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘し、6着を確保した。
1月26日、連闘で迎えた22戦目は、4歳以上1勝クラスの八幡特別（小倉芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で嶋田純次騎手（10戦0勝）。17頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、3着に入った。
2月22日、中3週で迎えた23戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で嶋田純次騎手（11戦0勝）。17頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたラシェーラ決め手に屈してクビ差の2着となった。
4月19日、中7週で迎えた24戦目は、4歳以上1勝クラスの医王寺特別（福島芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で嶋田純次騎手（12戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。
5月23日、中4週で迎えた25戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で嶋田純次騎手（13戦0勝）。15頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったハナブショウに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。
6月14日、中2週で迎えた26戦目は、3歳以上1勝クラス（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で嶋田純次騎手（14戦0勝）。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。
6月20日、連闘で迎えた27戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で嶋田純次騎手（15戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
7月11日、中2週で迎えた28戦目は、3歳以上1勝クラスの郡山特別（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で嶋田純次騎手（16戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。
7月19日、連闘で迎えた29戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は武藤雅騎手（3戦1勝）。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では終いが甘くなり、5着に終わった。
8月9日、中2週で迎えた30戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で武藤雅騎手（4戦1勝）。15頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったメモワールミノルにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。
8月30日、中2週で迎えた31戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武藤雅騎手（5戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち味のタフさで最後まで奮戦したが、勝ったオメガエリタージュにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。
9月19日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた32戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は菅原明良騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。
10月31日、中5週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた33戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は嶋田純次騎手（17戦0勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚色が鈍り12着に敗れた。
7歳（2021年）
2月7日、約3か月半の休み明けで迎えた34戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では伸びが劣勢になり16着に終わった。
2月14日、連闘で迎えた35戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。17頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見所を作れず15着に終わった。
2月21日、連闘で迎えた36戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。18頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、6着に入り込んだ。
3月6日、中1週で迎えた37戦目は、4歳以上1勝クラスの大牟田特別（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は川又賢治騎手（1戦0勝）。18頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はタレてしまい12着に終わった。
3月20日、中1週で迎えた38戦目は、4歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。
5月15日、中7週で迎えた39戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。
2021年5月19日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。