シーピーワールド（2002年生、母エレガントウィロー）

シーピーワールド（2002年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「馬主名のイニシャル＋世界」。毛色は鹿毛。種牡馬のフサイチコンコルド（当時9歳）と交配したエレガントウィローが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）アイオイファーム。戦績は、中央平地7戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

前田禎厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

1月29日、デビュー戦は岡部幸雄騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1300m 曇/良）に出走。馬体重は518kg。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は減速してしまい15着に終わった。

3月6日、中4週で迎えた2戦目は、塚田祥雄騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず11着に終わった。

3月26日、中2週で迎えた3戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。前に出て、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、ヒカルユアハートに交わされて2馬身差の2着となった。

4月17日、中2週で迎えた4戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

5月7日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は松岡正海騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に敗れた。

5月29日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた6戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての12番人気で大外18番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びあぐねて18着に終わった。

7月3日、中4週で迎えた7戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 小雨/良）に出走。15頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい15着に終わった。