マイティーヒーロー（1998年生、母グレイエミネンス）

経歴

デビュー前

当歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、小川勲によって5,145万円で落札された。

宮徹厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2001年）

7月7日、デビュー戦は小池隆生騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

7月29日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で小池隆生騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず6着に敗れた。

10月13日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、17番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを14番手で通過。直線では閃光の如き末脚を披露したが、4着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた4戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の笠形山特別（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4歳（2002年）

4月20日、約6か月の休養明けで迎えた5戦目は、4歳以上1000万下の金北山特別（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は橋本美純騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

4月28日、連闘で迎えた6戦目は、4歳以上500万下の荒川峡特別（新潟芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下の糸魚川特別（新潟芝2000m 外回り小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で橋本美純騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では卓出した伸び脚で驀進したが、勝ったモニュメンタルにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

7月20日、中9週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下の英彦山特別（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で橋本美純騎手（4戦0勝）。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に敗れた。

5歳（2003年）

8月23日、約13か月半の休養明けで迎えた9戦目は、3歳以上500万下の若戸特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は小池隆生騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

8月31日、連闘で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小池隆生騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

9月7日、連闘で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小池隆生騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。