ソルシエール（2008年生、母ソルティレージュ）

ソルシエール（2008年5月4日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「魔法使い（仏）。母名より連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時9歳）と交配したソルティレージュが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地6戦0勝、地方39戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2012年の眞人さん45年間お疲れ様でした(一般C3)。

経歴

デビュー前

キャロットクラブにて総額1,400万円（3.5万×400口）で一口馬主が募集された。

宮徹厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2011年）

3月5日、デビュー戦は安部幸夫騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露し、4着に入った。

3月20日、中1週で迎えた2戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後はバテてしまい13着に終わった。

4月23日、中4週で迎えた3戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に敗れた。

8月13日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた4戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

9月3日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

9月24日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤岡佑介騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

11月3日、中5週で迎えた7戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、長谷川杯争奪・アンチエイジング（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた8戦目は、一般C14（名古屋ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

4歳（2012年）

1月4日、中6週で迎えた9戦目は、えびす賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柿原翔騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

1月18日、中1週で迎えた10戦目は、横井将人騎手を鞍上に迎えて、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

2月1日、中1週で迎えた11戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横井将人騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に終わった。

2月8日、連闘で迎えた12戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、一般C17（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

2月22日、中1週で迎えた13戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は柿原翔騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

3月7日、中1週で迎えた14戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた15戦目は、ふらんす食堂ここりこ8周年記念（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柿原翔騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鬼脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のビービーアズーリに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月12日、中2週で迎えた16戦目は、頑張れ小鳥遊三姉妹!パパ聞き杯（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で柿原翔騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に敗れた。

4月19日、連闘で迎えた17戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた18戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山真一騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた19戦目は、持原大志騎手を鞍上に迎えて、一般C8（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた20戦目は、AKB48あつみなの絆は永遠（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は丸山真一騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

6月7日、連闘で迎えた21戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山真一騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

6月21日、中1週で迎えた22戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山真一騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に敗れた。

7月5日、中1週で迎えた23戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で丸山真一騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた24戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸山真一騎手（6戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

8月24日、中4週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた25戦目は、国崎最高記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は横井将人騎手（2戦0勝）。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず3着に終わった。

9月21日、中3週で迎えた26戦目は、眞人さん45年間お疲れ様でした（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は持原大志騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のコスモブルーローズをクビ差振り切って勝利をモノにする

10月5日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた27戦目は、野牡丹特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は横井将人騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた28戦目は、友森翔太郎騎手を鞍上に迎えて、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったタケデンイエローに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

11月2日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で友森翔太郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

11月16日、中1週で迎えた30戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は持原大志騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月7日、中2週で迎えた31戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で持原大志騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したトーホウサリーを捕まえ切れず、アタマ差の2着となった。

12月24日、中1週で迎えた32戦目は、黒沢愛斗騎手を鞍上に迎えて、ナゴヤスプリント争覇（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

5歳（2013年）

1月3日、中0週で迎えた33戦目は、祝☆沓名芳裕さんSX昇格記念（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は持原大志騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた34戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は黒沢愛斗騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。

2月8日、中2週で迎えた35戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

3月7日、中3週で迎えた36戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阪野学騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた37戦目は、祝大学卒業記念小松弘樹杯（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は丸山真一騎手（7戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

4月4日、中1週で迎えた38戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は持原大志騎手（5戦1勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた39戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丸山真一騎手（8戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた40戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、祝名古屋競馬馬主会設立記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

5月9日、連闘で迎えた41戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた42戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田祥雄騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず3着に敗れた。

6月12日、中2週で迎えた43戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田祥雄騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

7月4日、中2週で迎えた44戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山田祥雄騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた45戦目は、一般C7（名古屋ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は丸山真一騎手（9戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。