ミヤマエレガンス（1984年生、母レデイコトブキ）

ミヤマエレガンス（1984年4月8日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のトリプルオプテイミスト（当時12歳）と交配したレデイコトブキが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は佐々木節哉。戦績は、中央平地13戦0勝2着1回、地方30戦1勝2着7回。主な勝ち鞍は1988年の4歳以上B2。

経歴

デビュー前

松田由太郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1986年）

9月6日、デビュー戦は松田幸春騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（函館芝1000m 曇/重）に出走。馬体重は456kg。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

9月20日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳新馬（函館芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松田幸春騎手（1戦0勝）。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったモガミシヤレーに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

11月22日、中8週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松田幸春騎手（2戦0勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で松田幸春騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で松田幸春騎手（4戦0勝）。18頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では見所を作れず15着に終わった。

3歳（1987年）

1月10日、中2週で迎えた6戦目は、清山宏明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

1月25日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は松田幸春騎手（5戦0勝）。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に敗れた。

2月8日、中1週で迎えた8戦目は、佐藤正雄騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。15頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

3月8日、中3週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は松田幸春騎手（6戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

3月14日、連闘で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1700m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松田幸春騎手（7戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

5月2日、中6週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松田幸春騎手（8戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で松田幸春騎手（9戦0勝）。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた13戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

12月14日、約6か月半の休み明けで迎えた14戦目は、九日俊光騎手を鞍上に迎えて、かささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月28日、中1週で迎えた15戦目は、河津徳幸騎手を鞍上に迎えて、かささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（1988年）

1月9日、中1週で迎えた16戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は九日俊光騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた17戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で九日俊光騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月8日、中1週で迎えた18戦目は、手島勝利騎手を鞍上に迎えて、九千部賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた19戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は九日俊光騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた20戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で九日俊光騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

3月14日、連闘で迎えた21戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で九日俊光騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のヒノデシルバーに半馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月23日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた22戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で九日俊光騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月1日、連闘で迎えた23戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で九日俊光騎手（7戦1勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた24戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は手島勝利騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったナエボフレンチからアタマ差の2着に甘んじた。

6月11日、中3週で迎えた25戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は九日俊光騎手（8戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったベンチヤーアラシから半馬身差の2着となった。

6月25日、中1週で迎えた26戦目は、大島静夫騎手を鞍上に迎えて、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったハイセイフブキからクビ差の2着に甘んじた。

7月11日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は九日俊光騎手（9戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったレコードバンザイから1馬身半差の2着となった。

7月30日、中2週で迎えた28戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大島静夫騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったファイブレイクスから1馬身差の2着となった。

8月16日、中1週で迎えた29戦目は、5歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は九日俊光騎手（10戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったターニーからアタマ差の2着に甘んじた。

9月10日、中3週で迎えた30戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で九日俊光騎手（11戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月1日、中2週で迎えた31戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で九日俊光騎手（12戦1勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月15日、中1週で迎えた32戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で九日俊光騎手（13戦1勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた33戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で九日俊光騎手（14戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月12日、中1週で迎えた34戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で九日俊光騎手（15戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月28日、中1週で迎えた35戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で九日俊光騎手（16戦1勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた36戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で九日俊光騎手（17戦1勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒカリシャダイから2馬身差の2着となった。

12月24日、中1週で迎えた37戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で九日俊光騎手（18戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（1989年）

1月5日、中1週で迎えた38戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で九日俊光騎手（19戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月21日、中1週で迎えた39戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は11戦連続で九日俊光騎手（20戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月4日、中1週で迎えた40戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で九日俊光騎手（21戦1勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月6日、中3週で迎えた41戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は大島静夫騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月3日、中3週で迎えた42戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月24日、中2週で迎えた43戦目は、一般C1イ（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。