パシコグランジャー（2016年生、母パシコジュリエ）

Pacico Grandeur

2016.03.22

パシコグランジャー（2016年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のタイムパラドックス（当時18歳）と交配したパシコジュリエが10歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田 猛。主な勝ち鞍は2018年のアタックチャレンジ。

経歴

デビュー前

広森久雄厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2018年）

6月20日、デビュー戦は坂下秀樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は460kg。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず4着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のスターインステルスに2馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

7月19日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（2戦1勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

8月9日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂下秀樹騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るジェットストリームをクビ差だけ差し切って2勝目を手に入れた。

8月28日、中2週で迎えた5戦目は、2歳オープンのペリドット特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で坂下秀樹騎手（4戦2勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

10月2日、中4週で迎えた6戦目は、2歳（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で坂下秀樹騎手（5戦2勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた7戦目は、亀井洋司騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のリュウノオラトリオに2馬身半の差をつけて3勝目をつかんだ。

11月13日、中3週で迎えた8戦目は、2歳（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で亀井洋司騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

3歳（2019年）

4月18日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、3歳戦の鳥待ち月特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で亀井洋司騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の牡牛座特別（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（6戦2勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。