ワンダーバーナル（1994年生、母ワンダーフェアー）

Wonder Vernal

1994.04.19

ワンダーバーナル（1994年4月19日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のワツスルタツチ（当時11歳）と交配したワンダーフェアーが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は尾野 一義。戦績は、中央平地9戦0勝、地方2戦0勝。

経歴

デビュー前

藤岡範士厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1996年）

11月9日、デビュー戦は小林徹弥騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は458kg。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた2戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳新馬（京都芝1200m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

12月14日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は小林徹弥騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の闘志でゴールまで力闘し、5着を確保した。

3歳（1997年）

1月5日、中2週で迎えた4戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

3月22日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/不良）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

4月26日、中4週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で千田輝彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

10月12日、約5か月の休み明けで迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で千田輝彦騎手（3戦0勝）。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

10月18日、連闘で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で千田輝彦騎手（4戦0勝）。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入った。

11月3日、中1週で迎えた10戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の湯沢特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月12日、連闘で迎えた11戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップ パーシモン賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。3着に終わった。