マイネルジャッカル（2018年生、母リトルラブソング）

マイネルジャッカル（2018年4月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のトーホウジャッカル（当時7歳）と交配したリトルラブソングが16歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道上川郡清水町、生産者は小野瀬竜馬。主な勝ち鞍は2021年のアメジスト賞。

経歴

デビュー前

1歳のとき、小野瀨竜馬から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ビッグレッドファームによって1,026万円で落札された。

ラフィアンターフマンクラブにて総額1,800万円（18万×100口）で一口馬主が募集された。

西園正都厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

9月6日、デビュー戦は国分優作騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は450kg。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく7着に終わった。

10月3日、中3週で迎えた2戦目は、藤井勘一郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝1600m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず9着に終わった。

3歳（2021年）

3月13日、約5か月半の休み明けで迎えた3戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 曇/稍重）に出走。15頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立ち、後続を2馬身以上離して、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦し、5着を確保した。

4月3日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は国分優作騎手（1戦0勝）。18頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり15着に終わった。

5月16日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 小雨/良）に出走。鞍上は藤井勘一郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、抜け出したミリタリータンゴに3/4馬身届かず2着となった。

6月5日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤井勘一郎騎手（2戦0勝）。18頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり15着に敗れた。

7月12日、中4週で迎えた7戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアメジスト賞（盛岡芝1700m 曇/重）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマイネルダンクに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月1日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラスの出雲崎特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は藤井勘一郎騎手（3戦0勝）。18頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

8月29日、中3週で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラスの英彦山特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤井勘一郎騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。

4歳（2022年）

2月5日、約5か月半の休み明けで迎えた10戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉芝2600m 小雪/良）に53kgの軽斤量で出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に終わった。

2月27日、中2週で迎えた11戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラスの稲佐山特別（小倉芝2600m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、勝ったマベルロンジュにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

3月27日、中3週で迎えた12戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中京芝2200m 晴/重）に出走。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて15着に敗れた。

4月24日、中3週で迎えた13戦目は、4歳以上1勝クラスの燧ヶ岳特別（福島芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に敗れた。

10月15日、約6か月の休み明けで迎えた14戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟芝2000m 外回り曇/良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、勝ったエピプランセスを3/4馬身捉え切れず2着となった。

11月6日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原優介騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

11月19日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた16戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で原優介騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では非凡な末脚を発揮し、4着に入った。

5歳（2023年）

1月21日、中8週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた17戦目は、4歳以上1勝クラスの戸畑特別（小倉芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（2戦0勝）。15頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、3着に入った。

2月4日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（3戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上1勝クラスの国東特別（小倉芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で丹内祐次騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて8着に敗れた。

4月23日、中8週で迎えた20戦目は、4歳以上1勝クラスの飯盛山特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丹内祐次騎手（5戦0勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが甘くなり、5着に終わった。

5月14日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上1勝クラスの尖閣湾特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丹内祐次騎手（6戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手が足りず9着に敗れた。

7月15日、中8週で迎えた22戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（函館芝2600m 雨/重）に出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。主導権を握り、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上1勝クラス（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（7戦0勝）。15頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず13着に終わった。

8月26日、中3週で迎えた24戦目は、3歳以上1勝クラスのルスツ特別（札幌芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（8戦0勝）。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく最後はメイショウウネビと並んで7着同着となった。

9月16日、中2週で迎えた25戦目は、3歳以上1勝クラス（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丹内祐次騎手（9戦0勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では息の長い末脚を披露したが、5着に終わった。

11月19日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、3歳以上1勝クラスの磐梯山特別（福島芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は国分優作騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

11月25日、連闘で迎えた27戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京芝2400m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

6歳（2024年）

1月13日、中6週で迎えた28戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（10戦0勝）。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったカナオールウェイズにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

1月27日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた29戦目は、4歳以上1勝クラスの足立山特別（小倉芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（11戦0勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

2月10日、中1週で迎えた30戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラスの帆柱山特別（小倉芝2600m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

3月3日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた31戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラスの脊振山特別（小倉芝2600m 曇/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では超凡な末脚を繰り出したが、3着に終わった。