ナイキデザイア（1996年生、母ダイワマロン）

経歴

デビュー前

溝邉正厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（1999年）

4月8日、デビュー戦は佐藤祐樹騎手を鞍上に据えて、4歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

6月21日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から13kg増やして迎えた2戦目は、4歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

7月29日、中4週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた3戦目は、4歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤祐樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

12月30日、約5か月の休養明けで迎えた4戦目は、4歳（船橋ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で佐藤祐樹騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るスプラッシュパインを交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2000年）

3月8日、中9週で迎えた5戦目は、5歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤祐樹騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目覚ましい伸び脚で驀進したが、カーライルに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

4月5日、中3週で迎えた6戦目は、一般C3五ア（船橋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤祐樹騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて楽々と抜け出し、最後は2着のサテライトリーに5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月5日、中3週で迎えた7戦目は、一般C2七イ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤祐樹騎手（6戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐藤祐樹騎手（7戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月26日、連闘で迎えた9戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C2六ア（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったヤヘイキングにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

6月12日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2八九（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月30日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2六ア（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3二三（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて7着に敗れた。

7月31日、中2週で迎えた13戦目は、一般C3二ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦し、3着に入った。

8月23日、中2週で迎えた14戦目は、一般C3二ア（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（8戦2勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではパワフルな末脚を発揮し、3着に入った。

9月12日、中2週で迎えた15戦目は、一般C3一（大井ダート1500m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（9戦2勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。

9月22日、中0週で迎えた16戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の穂波特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったハトシエプストに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

10月3日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2七八（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（10戦2勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

10月27日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2四イ（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（5戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。