フィールドアピール（2023年生、母ヤマカツサファイヤ）

フィールドアピール（2023年4月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「領域、戦域で人々の心に訴えること」。毛色は鹿毛。種牡馬のBenbatl（当時9歳）と交配したヤマカツサファイヤが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田牧場。主な勝ち鞍は2025年の2歳。

経歴

デビュー前

竹内正洋厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2025年）

6月7日、デビュー戦は菅原明良騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。9頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

8月10日、中8週で迎えた2戦目は、高杉吏麒騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1400m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

9月7日、中3週で迎えた3戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を発揮したが、4着に終わった。

10月5日、中3週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初也騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では全く伸びず13着に敗れた。

10月28日、中2週で迎えた5戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1100m 曇/稍重）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のアイルマジックを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

11月12日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のグランシャリオドリーム83（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小野楓馬騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るエイシンビルボードをハナ差だけ差し切って制した。