テンジンチカラ（2004年生、母ピアースアロー）

Tenjin Chikara

2004.05.14

テンジンチカラ（2004年5月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋力」。毛色は青鹿毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時9歳）と交配したピアースアローが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は赤田牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方5戦0勝。

経歴

デビュー前

矢野照正厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

8月20日、デビュー戦は石神深一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は452kg。18頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石神深一騎手（1戦0勝）。17頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではいいところがなく11着に終わった。

11月25日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で大庭和弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では速い脚を使えず13着に終わった。

3歳（2007年）

1月21日、中4週で迎えた5戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では最後まで息が続かず16着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた6戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

7月22日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。18頭立ての10番人気で16番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではキレのある末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

8月11日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大野拓弥騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、4着に入った。

9月15日、中4週で迎えた9戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 雨/稍重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に敗れた。

10月27日、中5週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた10戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

11月18日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上C1-2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はタレてしまい9着に敗れた。

12月24日、中4週で馬体重を前走から34kg減らして迎えた12戦目は、3歳以上C1-2（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山下貴光騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

4歳（2008年）

3月22日、約3か月の間隔を開けて迎えた13戦目は、3歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山下貴光騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に終わった。

4月19日、中3週で迎えた14戦目は、3歳以上C1-2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山下貴光騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。